05/JAN/2015 No015 バルサ観戦記年末/年始

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サッカー記事 第3弾
20/DEC/2015 横浜で開催されたCLUB WORLD CUPの決勝は見事なバルサの勝利に終わりました。内容的にはまさに圧勝でした。一点をとるまでは少し苦労しましたが、その後の展開はボールを回して完全にゲームを支配しました。特にルイス・スワレスの2点は素晴らしかったです。スワレスの1年目はリズムにびみようなずれがありましたが、2年は日増しにリズムがあってきました。最近はブスケとのコンビプレーがぜっみょうです。スワレスの試合後のインタビューにもありました、ボールが出るのを待つのではなく、スペースを探して飛び出す、それを見てイニエタやブスケがボールを送りだすようです。またトラップとボールスピードも計算できてきて飛び出すタイミングもわかってきたとも言っていました。横浜での2点目もブスケからイニエタにボールが渡る瞬間にダッシュを始めたそうです。世界チャンピオン3回獲得、またサッカー史上に新しい記録を刻みました。日本からバルセロナへの帰り、ロシア上空が悪天候で通過出来ず、通常でしたら約12時間のフライトが南回りになり17時間かかりました。そんな機内でダニーアルベスがマイクを持ち、ネイマールが日本に忘れ物をしたので取りに帰り時間がかかっております。あるいは世界チャンピンのトロフィーを世界の国々に見せて回っています。などの気晴らしジョークもあったようです。
 
30/DEC/2015 バルサVSベテス、世界チャンピオン後の凱旋試合とあり気合入りまくりで4-0の圧勝に終わりました。
 
02/JAN/2016 年が明けて新年の初試合はバルセロナダービー、対戦相手はエスパニヨール。このエスパニヨールは毎度の事ながらバルサが相手になると急に元気になり死にもの狂いで向かって来ます。この試合でもファールギリギリのボデイプレスを受けてバルサ流サッカーが寸断され窒息寸前で0-0の引き分けに終わりました。欲しかったのはメッシとスワレスのクロスバー直撃弾です。あのどちらかが入っていれば結果は変ってでしよう。メッシのフリーキックはクロスバーの上部をヒットしましたから、あと30cm弾道が低ければ---入っていたでしよう。スワレスのシュートはポールの真中にヒットしましたから、あと10cm左にズレていたら---。確かにエスパニヨールの選手は見違えるようなファイトを見せました。しかしバルサの選手にもキレが足りませんでした。年末・年始の食べ疲れと飲み疲れが見受けられました。06/JANは国王杯1/8で再び対戦します。次回はファールギリギリのボデイプレスに負けないで勝つと信じています。
 
06/JAN/2016 今回もペリコ(エスパニヨールのニックネーム)は試合開始から統率の取れ激しい守備とカウンター狙いでやってきました。ところがバルサ選手も三日間の休息と練習で体調を上げてきました。そうなると少々のプレスに負けるわけがありません。特にネイマールの左からの切り込みが素晴らしく絶好調に見えました。試合は開始9分にダニ・アルベスが右のメッシへ送ろうとしたパスをマルコ・アセンシオがカットし、フリーウエイのバルサ陣内を独走。エリア前でパスを受けたカイセドがワンタッチでマスチェラーノをかわすと、左足でゴール右端に蹴り込みます(0-1)。ゲーム序盤は4日前のようにエスパニヨールが良い感触を見せます。しかし13分に同点ゴールが生まれます。エリア前の攻防戦でアンドレス・イニエスタが僅かな無人のスペースに魔法のパスを出します。それに反応してメッシが飛び込み左足シュートでねじ込み1-1! わずか4分で同点に追いついたのが、この日の動きの良さを物語っています。そして1-1のままハーフタイムを迎えるかと思われた44分に、メッシの気迫のミサイルフリーキックがクロスバー下部を直撃しゴールに突き刺さり逆転に成功! 02/JANのフリーキックで失敗した30cmの誤差をキッチリ修正してきました。後半も49分に追加点が生まれ3-1。バルサは最後までバルサ流のサッカーをしたのに対して、エスパニヨールは後半途中から勝利を諦め玉砕戦法に出た印象があります。イエローカード10枚、そして退場者2名。スポーツは体調(フィーリング)が一番と思われます。人に厳しく自分に優しくではなく、常に自分厳しく(pepの哲学---?)