01/NOV/2016 No065 リーーガエスパニョーラ第9、10節

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2016-11-01-2

リーーガエスパニョーラ第9

バレンシアvsバルサ 2-3 おもしろコメント

劇的な勝ち越し   ・ブーイングの嵐

・バルセロナが試合終了10秒前にPKを獲得して3-2の劇的勝利を掴みました。 終了間際まで両チームとも激しい一進一退の攻防が続き、アデショオナルタイムに入るとメスタージャは異様な雰囲気に変わり、それが最高潮に達した時、メッシのスルーパスを受けたL・スアレスがペナルティエリア内で倒されてPK判定が下ると、バレンシアイレブンとファンは激怒、怒りは頂点に達します。大ブーイングの中でキッカーを務めたメッシは冷静に“最強PKストッパー”の異名を取るGKジエゴ・アウベスのゴール左下隅に決めて、3-2とバルサが勝ち越しました。

・アルカセルとアンドレ・ゴメの移籍が原因で、試合前からバレンシアファンから集団ブーイングを浴びせかけられます。ホテルでのバスの降乗車、ピッチでもブーイングとバッグや菓子袋が投げつけられたり、また交代でベンチに下がるときのアンドレ・ゴメスには更に大きなブーイングが浴びせられました。

・バルセロナはムニルでは力量不足だという判断からバレンシアに放出し、代わりにバレンシアからアルカセルを獲得しましたが、そのアルカセルはバルセロナで未だ無得点、ところが放出したムニルに後半7鮮やかな同点弾ゴールを決められるという皮肉な展開となりました。バレンシアのチェーザレ・プランデッリ新監督は就任後の初戦を白星で飾り、対するバルセロナは前節デポルティーボを40と一蹴し、19日のチャンピオンズリーグ第3節でもマンチェスター・C40と大勝し、勢いをつけてバレンシア戦に臨みました。前半11分にMFイニエスタがバレンシアMFペレスのタックルを浴びて右ひざを負傷して交代。外側靭帯を痛めて全治68週間の離脱となりました。終了間際にメッシがPKを決めてバルサイレブンが歓喜の輪を作っ中に物が投げ込まれ、これらがFWネイマールとFWルイス・スアレスに直撃して、二人はピッチに倒れ込みました。この日2得点のメッシに対しても「イホ・デ・プータ!」、スペイン語で「売春婦の息子め!」という意味の侮辱的言葉が浴びせられ、メッシが珍しく激高する場面もありました。

・バロンドールは2016年から再びフランス・フットボールの単独主催に戻ることになりました。これによって「世界最優秀」ではなく「欧州最優秀」選手賞に戻ります。ただこれまで同様、選手が受賞する個人賞としてはサッカー界で一番重要な賞であり続けるでしょう。最終ノミネートの3名に絞るシステムとその3名が出席する授賞式も廃止され、1213日に受賞者がフランンス・フットボール誌で発表されることとなっています。今年もメッシかロナウドのどちらかがとる予感がします。メッシはクラブでのリーガと国王杯の2冠と自身のプレーがプラス材料で、ロナウドはチャンピオンズリーグ優勝とポルトガル代表での欧州選手権優勝がタイトルの重要度としてはメッシを上回ります。ただ、その両タイトルでの貢献度とプレー内容では評価が下回っており、その点がどちらに票が流れるか読みづらい原因となっています。もしメッシが受賞した場合には6度目の受賞となり、カンプノウ競技場の博物館のメッシスペースを広げなくてはなりません。

 

リーーガエスパニョーラ第10

バルサvsグラナダ 1-0 おもしろコメント

・冴えない動き ・遅いパス

・最下位グラナダをカンプノウに迎えての一戦は、ワントップ、mf4人、5バックの高いラインでがっちり守られたアンダルシアチームの守備がなかなか攻略できません。バルサの初シュートが28分だったことからも、攻撃に手を焼いたことが分かります。と言うよりもバルサが終始ボールを圧倒的に支配しますが、プレーとパステンポが遅すぎて決定機を作れ無かったことになります。ラフィーニャの得点によって1-0の僅差の勝利。トリデンテはそれぞれゴールチャンスを手にしたものの、わずかなシュートコースのズレや運の無さでGKオチョアの好セーブによってネットを揺らすことは出来ませんでした。またグラナダは試合を通じてシュートはわずか1本だけ、テル・ステーゲンが脅かされる場面は皆無でした。