07/APRIL/2016 No038  バルサVSアトレティコ・マドリー

スアレス

レッドカード

 

05/APRIL/2016 チャンピオンズ1/4第一戦

バルサVSアトレティコ・マドリー 2-1

☆カンプノウにアトレティコ・マドリーを迎えてのチャンピオンズ1/4第一戦。屈辱的なクラシコ敗北から中2日を置いてのリアクションに大きな期待が集まります。しかし、前半は先日のクラシコの出来栄えと大して変わらず、シメオネチームの堅守を崩して勝利できそうな気配はほとんどありませでした。一体、何が原因でしようか???

まずレオ・メッシが3月中旬以降、調子を落としていると思われます。ラージョ戦、エイバル戦、ヘタフェ戦あたりはキレがありましたが、ここ2試合はメッシ本来のレベルがなく、エリア内の密集地帯でゲームメイクに参加しても、直ぐに潰される、ボールを奪われる、スピードとキレがありません。特にここ2試合のポジシオンが下がり過ぎとも言えます。疲れ、それともどこかコンディションが悪いのでしようか?またネイマールとスアレスもレアル・マドリー戦とこのアトレティコ戦の前半は同じく存在感がありませんでした。しかし、スアレスの後半はジョルィ・アルバがシュートを放った瞬間にボールを押し込もうと足を動かしたり、ダニ・アルベスのセンタリングを頭で押し込んだ逆転弾と得点後の雄叫びに復活を感じさせます。ネイマールもこの試合では決定機を3つ作り出しました。今回は運なく無得点に終わりましたが、納得のゴールを決めれれば復調が期待できます。

☆前半に苦手のフェルナンド・トーレスに先制点を決められ、一点を追う展開となります。ディエゴ・シメオネ監督から、バルセロナの高い最終ラインの裏を狙う役割を任され、その狙い通り、MFコケからのスルーパスに鋭く反応してマーカーを置き去りにすると、GKテア・シュテーゲンの股を抜き先制点を決めます。この得点でバルサ選手の足元は更に落ち着きが無くなり、プレーは冴えず、欧州でも最強守備力を誇るアトレティコから点を奪うのは到底無理と思える内容でした。

☆「ヒーローから悪役へ」F・トーレスは、先制弾から10分間で2枚のイエローカードを受けて退場となります。この得点でバルセロナ戦での通算ゴール数を「11」に伸ばしました。得点の4分後にFWネイマールの足を引っ掛けて1枚目の警告を受けると、さらにその6分後にはセンターサークル付近でボールを保持したMFセルヒオ・ブスケツの軸足に膝けりを入れてしまいます。これに対してドイツ人主審のフェリックス・ブリッヒ氏は2度目の警告を提示し、トーレスはわずか35分で退場処分の羽目になります。バルセロナキラーが英雄になりかけながら、敗戦の戦犯となってしまいます。

☆ルイス・エンリケ監督の試合後のインタビューの中に

「ハーフタイム中、私たちはもっと上手にポゼッションすることで試合をコントロールしなければならない、もっと速くボールを回しスペースを突き少ないタッチで相手の守備陣形を破らなければならないと話し合ったんだ」。なんらかの理由によってハーフタイム後は動きにダイナミズムが出て、パス展開が速くなり、激しさも増し、メッシのチレーナ、ネイマールのクロスバー直撃ロスカとヘッド弾、そしてスアレスの2ゴールが生まれ、

後半に動きが落ちたマドリー戦とは逆の展開になりました。

☆ルイス・エンリケ監督のコメント「カルデロンで1点を決めるためではなく、勝ちに行く、それが私たちの目標だよ。」

☆シメオネ監督の試合前のコメント「ピッチでの1分間が一生分に値する(一生を左右する)。そのことを全員が理解する必要があるんだ」これも一つのマインドコントロールでしようか?!