29/AUG/2016 056 F­-1ベルギーGP決勝 おもしろコメント

2016-08-29

F­-1 ベルギーGP決勝 第13戦

8月28日から後半戦が始まり、パワーユニット全開率70%の高速コースのスパ・フランコルシャン(ベルギーGP)とモンツァ(イタリアGP)からスタートします。マクラーレン・ホンダは、今季の残り10トークンを活用したエンジン本体の開発(燃焼系)と燃費向上大幅バージョンアップが期待されます。ベルギーGPから逆襲の火蓋を切ることができるか・・・・。

・フェルナンド(アロンソ)は予選で6基目のパワーユニットを導入し、更に決勝に向けてICE、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-Kを交換して35グリッド降格を受け、最後尾の22番グリッドからスタートしました。しかし決勝では最後尾から7位でゴールすると言う驚くレースを見せてくれました。しかも、スパにおいてです! 最後尾からスタートし、すべての事故から身を遠ざけて、セーフティカーのおかげでポジションを上げ、赤旗でもさらに順位を上げます。コンストラクターズ選手権でトロロッソの前に出ることができたのは素晴らしいニュースでもあります。残念ながらルイス(・ハミルトン)、チェコ(ペレス)、セブ(ベッテル)を抑え切ることはできませんでした。単純に彼らはあまりにも速く、しかしバルテリ(・ボッタス)を最後まで抑え切れるだけの速さはありました。ジェンソン(バトン)は不運にもレース開始直後に後ろから当てられてしまい、リタイアとなってしまいました本当に残念無念。

・今回はホンダのパワーユニットが本当に進歩を果たしたことを証明してくれました。今回のアップデートはICEとターボです。この2つの性能を同時に向上させるのは簡単ではありません。何故なら現在のパワーユニットは燃料流入量が毎時100kgと決まっているため、パワーを上げるにはエンジンの燃焼効率を上がるしかなく、エンジンの燃焼効率が上がると、今度は排気エネルギーが少なくなり、ターボの回生率が下がってしまいます。それをリカバーするために、これまでよりも少ない熱エネルギーで、これまでと同様の回生量を得られるようなターボを改良しねければなりません。新しいターボはストレートでよく回り、ストレートでのデプロイは長いとジェンソンも言っていました。ターボの効率だけではなく、エンジンの馬力も上がり、プラクティスモードからレースモードに変えたときの出力アップは大きく、コンマ1~2秒の進化が見られまとも言っています。