30/JAN/2016 No020 バルサVSアトレティコ 

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リーガエスパニョール第22節 バルサVSアトレティコ

30/JAN、バルサVSアトレティコのリーガ首位攻防戦はバルサが2-1逆転勝利を収め、3ポイントの差をつけリーガ連覇に向けて大きく前進しました。今回のアトレティコの陣形、動き、プレッシングはシメオネチーム最高の出来栄えの一つと思われます。ルーチョチームは先のマラガ戦、アスレティック戦に引き続き動きに切れがなく、ゲームに上手く入ることができません。シメオネチームは序盤から全力でバルセロナのボールの出所を圧迫奪取、何度もパスをカットします。また攻めるときはラインを上げ、守る時は素早く下がり、スペースを与えず、前半の9分にコケに先制点を与えてしまうしんどい展開で始まります(コルチョネロはリーガ21試合で8失点しかしていません)。アトレティコの猛攻も時間の経過とともに徐々に弱まり、20分以降はバルセロナが敵陣に攻め入る場面が増え、29分にマスチェラーノからのパスをネイマールが受けジョルディ・アルバがつなぎエリア内深く切れ込んでマイナスのボールをメッシへ供給、これを目にも止まらぬ早い動きで高速シュートをポスト左隅に突き刺します。キーパーは全く動けませんでした。正にバロンドール5回受賞、移籍金250億の実力。追加点は38分、ダニ・アルベスからの普通の縦パスをルイス・スアレスが受け、上手く体を入れ替えDFの前に出ると、勢いに乗り右足で股抜シュート。えげつないルイシュート。

後半は、ラフなプレーに走ったアトレティコのフィリペ・ルイスとゴディンが退場になり、終盤に勝負を賭ける作戦に変えたようで試合の激しさは明らかに低下しました。バルサもゲームをコントロールして試合を終わらせる道を選択しました(少なくともそう見えました)。最後までゴールを狙うことが基本のバルセロナとしては少々物足りない選択肢です。

シメオネ監督の試合前日の会見。

勝利のために自分たちの力を最大限に発揮すること、90分間を集中してプレーしなければならないことスアレスはバルサのシステムをさらに良いものに変えたと思う。あの3トップのすごいところは、互いの間に悪意がなく信頼関係があることだ。楽しそうに見える。サッカーが好きの人間は、そういったものを見るのが最高だ

その他 情報

シメオネが監督に就任するまでのアトレティコは、勝利の意欲が無く、勝ことを忘れたダメチームでした。それを5年間で常勝チームに変えた手腕には敬服させられます。

今回も勝利の意欲と統制の取れた動きにシメオネ監督の才能と情熱が溢れていました。

マンチェスター・シティは2月1日、来季の新監督にペップ・グアルディオラ監督との3年契約を発表しました。

メッシ強奪!!! レアルは2011年から14年の間に、バルセロナのリオネル・メッシ獲得を三度試みるも玉砕しました。

スワレス談話! ネイマールはナンバー2だ、メッシからまだ学んでいる段階だね、現段階ではメッシには及ばないと明言しました。しかしながら、毎試合毎試合ネイマールは変化して、いつかナンバー1なるだろうね。ネイがプレーを楽しんでいて、謙虚であるところがとても好きなんだ。レオ(メッシ)は世界一、ピッチを離れると、驚くほど静かでシャイなやつだけどね。

バスケット選手のコービー・ブライアントは、スポーツ専門チャンネル『ESPN』とのインタビューで、当時世界ナンバーワンの選手であったロナウジーニョからトップチームにデビューして間もないメッシを紹介された11年前の思い出を告白しました。「あれはかなり前、バルサがロサンゼルスに来た時だった。親友であるロナウジーニョと話をしていると、『コービー、将来フットボール界で史上最高の選手になる男を君に紹介しよう』と言われたんだ」「思わず僕は、『何を言ってるんだ。君がベストだろう』と突っ込みを入れたよ。だが、ロナウジーニョは『ノー、ノー、この少年がいずれナンバーワンになる』と真顔で言うんだ」

「それがリオネル・メッシだったんだ。まだ17歳になったばかりの少年で、とても小柄だったよ。

 FIFA(国際サッカー連盟)が1月14日、レアル・マドリーとアトレティコ・マドリーに対し、18歳未満の選手の国際移籍を制限する規則(移籍条項第19条)への違反を犯したとして1年間の補強禁止処分を下しました。両クラブが選手の新規登録を禁じられたのは、2016年夏と17年1月の2期間。

風刺画

メッシ「試合に勝てたことも良かったけど、足が吹き飛ばず無事に残っていて良かった!」

 

メッシ

フィリペ・ルイス「大袈裟だな、ただメッシの足を折りたかっただけなのに」

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