Entries by Barcelona Tatsujin

16/SEP/2017 No 074 マクラーレン・ルノーとトロロッソ・ホンダ誕生

マクラーレン・ルノーとトロロッソ・ホンダの誕生が正式発表されました。 ホンダを応援し続けて3年、マクレーン・ホンダ観戦記事を書いて2年、この3年の成績はさっぱりダメ、ダメ、ダメでした。暫くF-1から遠ざかっている間にP/Uは異次元の進化を遂げ、3年半では対抗できるP/Uが出来ませんでした。トップチームから100馬力離され、熱効率もトップチーム45%?、ホンダは30%?で105kgの燃料を“がぶ飲み”するだけでした。ホンダがF-1に残る限り応援し続けます。そして必ずや往年の強さを取り戻すと信じています。 エクセレントのコメント・・・・「来季からルノーのパワーユニットを搭載するマクレーンが、かっての強さを取り戻せるとは思えない。マクレーンがルノーと組むことでどうしてより満足できるのか、私には分からないよ。いろんな事が上手く行かなかったのはホンダのせいではなくマクラーレンのせいだ。彼らは(ホンダ)と一緒に頑張るのではなく、あらゆることについて毎日言い争っていた。あれは少し馬鹿げていたね。 メルセデスのF-1パワーユニットがベンチテストで驚異の熱効率50%超えを達成!! この熱効率の達成は、メルセデスのPUが世界で最高レベルの内燃機関であることを証明し、歴史上最も効率的なレーシングエンジンを造り上げました。熱効率は、現代のエンジニア製造者にとって、最も重要な指標の一つであると言えます。これは、加えられた熱量(自動車で言えばガソリン)から生み出された有用なエネルギー量によって計算されるもので、現在のF-1レースでは使用できるガソリンが105kgと制限されているため、熱効率は特に重要になります。自然吸気(NA)エンジン時代は熱効率30%、2014年のメルセデスV6ターボハイブリッドは44%でした。デビューしてから3年半で、これを44% → 50%に進化させました。  

24/April/2017 No073 レアル・マドリー VS バルセロナ 2-3

バルセロナ対パリ・サンジェルマン(PSG)で歴史に残る伝説の逆転劇をして、さあ残るゲームは上昇気流の乗ってと思いやMalaga、Juvents戦で連続敗北を喫してしまいます。ゲーム内容が冴えない、攻撃力のないゲーム展開、テンションの低さ、一体どうしたの??。4月11日のアウエイJuvents戦の後に、遂にメッシが“キレた”というスペイン『Don Balon』の記事が御座いました。試合後ルイス・エンリケ監督は選手と会話を交わすことはなく、メッシがその役割を担ってロッカールームで20分もの間チームメイトに激怒し、ジェレミー・マテューとアンドレ・ゴメス、そしてサミュエル・ウムティティの3名がそのターゲットになったという。またテア・シュテーゲン、セルジ・ロベルト、ハビエル・マスチェラーノにもこの“説教”は及んだと同メディアは伝えています。 そんな延長線上で迎えたリーガエスパニョーラ第33節クラシコはレオ・メッシの大活躍でレアル・マドリー VS バルセロナ 2-3で会心の勝利を収めます。レオ・メッシは溢れる闘志で終始チームを牽引、これを止めるにはカード覚悟のファールしかないとも見受けられました。一点目はエリア正面でラキティッチからのパスを受けると、モドリッチとカルバハルを華麗なボールタッチでかわし、フリーとなってGKケイロル・ナバスも攻略。トップスピードであの密集地帯を抜けるのだから驚くばかりです。。。二点目は92分のセルジ・ロベルトのドリブル! 疲労困憊のロスタイムにピケからのパスをドリブルでぐいぐいとマドリー陣内へと侵入し、左前方のアンドレ・ゴメスへ送り、これを後方から矢のように飛んできたジョルディ・アルバへパス、最後はアルバのマイナスパスをメッシが左足で捉えてコントロールされたコースに劇的逆転弾を蹴りこみます。これでクラシコ史に残る試合がまた一つ増えました。

27/MARCH/2017 No072 オーストラリアGP

    3月26日、開幕戦オーストラリアGP  オーストラリアGPの決勝ではフェラーリのセバスチャン・ベッテルがメルセデスのルイス・ハミルトンを下し逆転優勝を飾りました。フェラーリの勝利は何と2015年以来になります。セバスチャン・ベッテルとスタッフの歓喜の映像が何度も映し出されました。期待のマクラレーン・ホンダはストフェル・バンドーンがスタート直後、ダッシュボードに何も表示されなくなったと無線で訴え、9周目の終わりにピットストップしてエンジンの再始動を行ったり、バッテリーが充電されないなどのトラブルが続きます。アロンソはサスペンションの不調を訴え、50周目から51周目のメインストレートで2台同時に抜かれ、マシンが左に引っ張られるという無線が入りガレージに戻りリタイアしました。 バルセロナテストでホンダは初日にパワーユニット(PU)に油圧が落ちるという不具合が生じ、2日目はエンジン本体の6気筒のうちのいくつかが壊れてしまいました。2017年ホンダは具体的に明言していませんが、現在F1界でライバル勢が採用しているタービュラントジェットイグニション(TJI)を導入したと考えられます。TJIとは、ピストン内の燃焼室の中にもうひとつ小さな副燃焼室を作り、そこで点火爆発させた炎によって主燃焼室での本爆発を起こすというシステムです。例えるなら、従来のシステムが火花による点火・爆発だったのに対して、TJIは火炎放射器による大爆発。同じ燃料で爆発力が大きければ、燃費も向上して馬力アップに繋がります。オーストラリアGPフリー走行では殆ど問題が出ませんでした。しかし、決勝では問題が発生して更に速さが……ありません。2017年の課題は絶対的なパワー不足です。パワーを上げるために改良型のP/Uを開発しましたが完成にはまだ時間がかかります。それは極めて特殊な技術で、F1のような1万2000rpm回転のエンジンにおいてはコントロールが難しく、そこに手こずっているとホンダ関係者は語っています。だからパワーが出ないし、バイブレーションも起きる、最高のパワーを出すためにはICEの燃焼室形状から手直しする必要があるそうです。開幕戦仕様P/Uは昨年型の40~50馬力落ちで、まだ昨年の最終型「スペック3.5」の出力まで至っていないそうです。「こんなことになるなら、去年のエンジンのままでよかったよ」とアロンソは長谷川総責任者に向かって吐き捨てたとも言われています。しかし、昨年型をいくら改良したところで、メルセデスAMGに追いつくことは絶対にできない。ジェットイグニッション技術もしくはそれに代わる新技術の導入というのは、勝利を目指すためには渡らなければならない橋だった。2010年以前から基礎研究開発を続けてきたメルセデスAMGでさえ5年かかり、フェラーリは2016年から2年かかり、ホンダとルノーは2016年後半になってようやく実戦投入に辿り着いたが、そう簡単に確立できるものではないようです。そんな時間と新技術の闘いのなかで、2017年開幕戦を迎えました。現状のRA617Hは、伸びるための技術は手に入れたものの、まだそれを使いこなす段階には至っていません。未完成のまま開幕を迎えました。勝利を目指すためには渡らなければならない橋を、ホンダは渡った。渡ったがゆえに、今こうして苦しんでいる。その橋を渡りきったとき、RA617Hはどこまで進化するか――。P/Uの2基目、3基目、4基目を投入する度の進化を見守りましよう。

13/MARCH/2017 No071 マクラーレン・ホンダ

パワーの無いホンダパワーユニット バルセロナで8日間に渡って行われたプレシーズンテストが終わりました。マクラーレン・ホンダは不安ばかり残るテスト結果で終わりました。ホンダなら出来る、ホンダに出来ない訳が無いと信じて3年間応援してきました。今年も真面なP/Uが出来なければ<いい加減にしろ>と言いたくなります。 3月8日のテスト終了後のインタビューでフェルナンド・アロンソが公然とホンダを批判しました。・・・・・マクラーレンが抱える唯一の問題は「ホンダ」だ、シャシーやタイヤのレギュレーションが大きく変わり、ホンダパワーユニットも熟成の域に達するであろうと期待していた2017年シーズンだったが、またもやホンダパワーユニットの信頼性とパフォーマンス不足が明らかとなり、さすがにその忍耐も限界に達したようです。 「シャシーに関してはすべてうまく機能しているよ。僕たちの問題はひとつだけだ。それはパワーユニットだ」 。「信頼性もないし、パワーもない。僕たちはストレートで時速30kmも遅い。すべてのストレートでだ。すべてのストレートで30km遅ければ、クルマのフィーリングをつかむのは難しい。僕はベストを尽くしている。自分のことを最高のドライバーだと信じている。今年はレギュレーションが変わって、勝つ準備ができていたのに・・・・」ホンダがこのテストで信頼性に問題を発生させたのは事実である。またパワーという点においても十分ではないことは長谷川祐介ホンダF1総責任者も新車発表会の時点で認めている。「ベンチテストの段階でさまざまな問題があって、目標としていたパワーに達することができないまま、テストを迎えることになったことは事実です。それに対して、アロンソからも『ガッカリした』と言われていますし、われわれとしても自分たちの目標が達成できなかったことは非常に残念です」。3月26日のF-1オーストラリアがどんな展開になるか見守りましよう。

10/MARCH/2017 No070 バルセロナ vs パリ・サンジェルマン

  歴史に残る伝説の逆転劇  バルセロナ対パリ・サンジェルマン(PSG)は、第1戦の0−4から、まさかの大逆転。3月8日に行われた第2戦はバルセロナが6−1で勝利し、2試合合計6−5でベスト8進出を決めました。第1戦のアウェイ戦は2月14日のバレンタインデーに開催されロマンチクな気持ちで臨んだのかボコボコに打ちのめされました。全く良いところなし。 試合前のルイス・エンリケ監督のコメントに「パリが4点取れたのなら、バルサは6点取れるはずだ」、まさかと思ったその言葉通りになりました。 バルセロナが3−4−3の中盤ダイヤモンド型でこの決戦に臨みます。第1戦の4−3−3では、中央はセルヒオ・ブスケッツ、アンドレス・イニエスタ、アンドレ・ゴメスの3枚でしたが、第2戦はDFを1枚削り、中央をブスケッツ、イニエスタ、イバン・ラキティッチ、メッシの4枚にして、前に人数をかけることでコンパクトさが売りのPSGのディフェンスに後手の対応をさせ、深い位置へ押し込み。これが第1戦との最も大きな違いであり、逆転を果たした要因でしよう。押し込んで勝負すれば、奪われたボールを高い位置で奪い返せる。前に人数をかけているので、プレッシングの密度も高い。また、この日のPSGのディフェンスはペナルティーエリア内のゴール近くに下がって守備をする場面が多くなり、前半は防戦一方でした。前半3分にルイス・スアレスがクロスのこぼれ球を押し込んだ先制点が、その典型的なシーンでした。競り合う位置をできるだけゴールから遠ざけたいが、3−4−3のバルセロナに押し込まれたPSGには、それが許されなかった。PSGは62分に距離のあるフリーキックをクルサワが頭で落とし、フリーのカバーニが足の甲を使った見事な回転シュートで3-1。 PGSのエメリ監督はアシスタントたちと抱き合ってこの得点を喜び、残り30分でさらに3点が必要になったカンプノウは意気消沈しました。しかし88分のネイマールのゴールから95分のセルジ・ロベルトまで僅か8分弱で怒濤の3得点。奇跡的な勝利を手にしました。正に王者の風格、王者は常に受けて立つ、負ける訳がないことを証明して見せました。

19/FEB/2017 No069  F-1バルセロナ公式テスト2017

F-1 2017 バルセロナ公式テスト 2017年2月24日からバルセロナテストが始まります。ピレリの”ワイド”タイヤを履いた各マシンがどのようなタイムを刻か注目しましよう。実際に走行するまでは、どれほどの性能向上があるのか明確な答えは得られません。しかしチームは各自でシミュレーションに取り組んでおり、シーズンを前にどれほどの向上が得られるかについて、それぞれ独自の考えを持っているはずです。 例えば、予測ではバルセロナのターン3は全開で抜けられるようになり、通過速度が2016年より時速30km速くなると見られている。よって、5G以上の横荷重がドライバーの首を襲うことになる。あるチームのエンジニア(匿名希望)によれば、昨年はバルセロナの1周のうち全開率は50%だったのに対し、今年のマシンの全開率は70%まで上がるという。マネッティ・マレリ(電装部品のサプライヤー)のシミュレーションデータによれば、高速サーキットであるモンツァでも、全開率は2016年の69%から80%まで上昇すると見られている。 2016年は5基のパワーユニット使用が許されていたが、2017年はコスト削減策の一環として4基に減らされる。これにより、1基のパワーユニットで丸5レースを戦わなければならないことになり、マニュファクチャラーは二重の意味でパワーユニットに気を配らなければならない。燃料の使用制限量が1レースあたり100kgから105kgに増えるため、よりプッシュできるようになり、パワーユニットへの厳しさが更に増えます。 F-1 2017年 新レギレーション まずマシンがこれまでの1800mm→2000mmへワイドになります。リアエンドのディフューザーも跳ね上げが大きくなって(125mm→175mm)、ダウンフォース発生量は30%以上も増加するとみられています。そして、タイヤもワイドになりフロントは245mm→305mmへ、リアは325mm→405mmへと拡大し、1992年以前のレベルまでワイドになります。 ただし、マシン自体の見た目は、それほどワイドな印象を与えないでしよう。たとえば、1988年のマクラーレン・ホンダMP4/4の全長4394mm、1998年のMP4-13は全長4547mm、2016年のMP4-31では全長は5000mmを超えています。2017年はフロントウイングの先端がさらに前へ伸びるため、全長はさらに長くなるでしよう。空力改訂によってダウンフォース量が増加することに加え、タイヤのグリップも増加し、設計コンセプトも大きく変わります。これまでピレリのタイヤは「グリップが低い」「脆(もろ)い」といった批判を浴びてきたが、これは2010年の供給開始以来、F1を統括するFIA(国際自動車連盟)や運営側からの「性能低下が大きく、レースを面白くするタイヤを作ってほしい」という要望に応えてきた面が大きかった。 しかし最近では、各チームがこうしたタイヤの特性を隅々まで把握し、レースでは攻め過ぎてタイヤを壊さないようにあえてペースを抑え、”手加減”して走るというような争いになっていた。こうした興ざめな事態にドライバーたちからも不満の声が上がるほどで、彼らが全力でバトルを繰り広げる場面を望むファンのためにも、この事態を打開すべく、2017年は”アタック”できるタイヤへと生まれ変わります。「タイヤの設計コンセプトを完全に刷新して、ワイド化しただけでなく、コンパウンド(表面ゴム)もコンストラクション(構造)も完全に違うフィロソフィで設計した。そして、大幅なデグラデーション(磨耗による性能低下)やオーバーヒートが起きないタイヤを作り上げた。2017年はタイヤが安定したパフォーマンスを発揮し、ドライバーたちがプッシュできるはずだ」 このようなマシン規定の変更によって、ラップタイムは5秒も速くなり、「GP2やWECとほとんど変わらない」と言われた過去数年のF1とは大きく様変わりするだろう。また、マシンがワイド化することで追い抜きが難しくなる要因になるのではないか、という声もある。フロントウイングが大きくなることで、接触の可能性も増えそうだ。モナコやシンガポールのようにコース幅が狭いところでは、2台が並んで走ることすら困難なセクションもあると予想される。 一方、パワーユニットの規定は基本的に何も変わらない。1.6リッターV6のICE(内燃機関エンジン)にTC(ターボ)をつけ、MGU-K(運動エネルギー回生システム)とMGU-H(熱エネルギー回生システム)というふたつのERS(エネルギー回生システム)で発電・放電を駆使する技術規定はそのままだ。ただし、開発を制限していたトークン制度が撤廃され、自由な開発が可能になる。これまではトークンを最大限に使っても、1年間に開発できるのが48%程度のパーツに限られていたため、大幅な設計開発はできなかった。しかし、2014年の新規定導入以来、メルセデスAMGのパワーユニットが持つアドバンテージが今になっても揺るがないため、この制約を取っ払ってライバルメーカーたちに挽回のチャンスを与えようというわけだ。これによって2017年は、各メーカーともパワーユニットの構造まで含めた大幅な見直しをしている。あまりに複雑なパワーユニット規定ゆえ、見切り発車の面もあった2014年当時に比べると、各メーカーとも過去3年間の経験をもとにある程度の”正解”が見えてきており、今回の再設計でメーカー間の差はかなり縮まるとみられている。もちろん、開発が自由といっても「1年間に使えるパワーユニットは4基のみ」という規制は存在する。つまり、シーズンが開幕してしまえば、あとは残り3基の投入タイミングでしか設計変更を施した新パーツの投入はできない。開幕時点と残り3回、計4回のアップデートチャンスを最大限に生かしたメーカーが優位に立つことができるのだ。 ホンダは2017年、パワーユニットのレイアウトを変え、メルセデスのようにタービンとコンプレッサーを分けて配置する方式を採用するようだ。マクラーレンのテクニカルディレクターであるティム・ゴスは、ホンダのパワーユニットは新しいレイアウトと新しい構造を持ったものになると認めた。「新しいパワーユニットは、過去2シーズンで学んできたことが多くの部分を占めているが、今シーズンに向けて特別な再設計がなされている」と彼は語った。再設計の詳細は明かされていないものの、ホンダが過去2シーズン使ってきた『サイズ・ゼロ』コンセプトからの脱却をホンダのF1責任者である長谷川祐介がGOサインを出したという情報がある。サイズ・ゼロコンセプトは、パワーユニットのパッケージを出来る限り小さくすることを目的としており、V6エンジンのVバンク内にターボとコンプレッサーを収めていることが特徴だった。しかし2017年のパワーユニットをメルセデス式のレイアウトにすることを決定したようです。メルセデス式では、コンプレッサーはパワーユニット前方、ターボが後方に配置されている。そして、メルセデスがやっているように、ターボとコンプレッサーはVバンクの内側を通るシャフトによって連結されるだろう。それと合わせて、インタークーラーもシャーシとパワーユニットの間に配置されるだろう。これにより、パワーユニットの重心を大幅に下げることが出来る。現在、さくら市にあるホンダの研究所のテストベンチで、新型パワーユニットのテスト作業が進行中である。 パワーユニットの寸法はこれまでよりも若干大きくなってしまうものの、それでもマクラーレンは新車MP4-32に非常にタイトなリヤエンドパッケージを用意することができると考えられている。パッケージの変更に加え、昨年エネルギー回生で良い手応えを感じたホンダは、内燃機関の改善にも力を注いでいる。ホンダは、フェラーリが上手く活用していると言われているターボジェットイグニッションシステムと似た、燃焼室内に燃料を噴射するマルチジェットインジェクターシステムを採用していると予想されている。  

05/FEB/2017 No068 アトレティコvsバルサ/バルサVSアスレティック・クルブ

Copa del Rey 1/2 final, ida(アウエイ戦) アトレティコ vs バルサ 1-2 コパ決勝進出を懸けた、アトレティコ・マドリーと二番勝負の始まり。このカードは事実上の決勝とも言えます。気持ちは正に<王将の坂田 三吉>何が何でもシメオネチームに勝たねばならぬ!!あの手この手と思案を胸にカルデロンに向かいます(古い奴だとお思いでしようが)。アトレティコといえば昨季、チャンピオンズの1/4でバルサの前に立ちはだかり、三冠の可能性を消したチーム。勝敗を分けたのはあちらがアウェイ得点を奪った一方で、こちらはそれが出来なかった事でした。 この試合ではイニエスタとブスケツを欠いてビセンテ・カルデロンに赴きます。立ち上がりの6分、マスチェラーノのグリースマンへのタックルによるこぼれ球がルイス・スアレスの元へ届くと、スイス・スワレスはスピードに乗り、強靭力、フエイントで4人の守備陣をかわし、最後はGKモヤとの1対1を右足アウトサイドのクロスシュートを蹴り込み、先制パンチに成功。ウミテイテイは長身と体重をうまく利用して空中戦に強みを見せ、またバックから中盤、前線へ早くて正確なパスを頻繁に決めました。32分、ここ数試合乗りに乗ってるメッシがペナルティーエリヤ外からミサイル弾を左ポストに直撃、ボールは90度角度を変えネットに突き刺さります。アンドレ・ゴメスは相変わらずボール離れが遅く、背後からタックルされてボールを失う場面も何度かありました。ネイマールの下手なプレーはこの試合でも目立ちます。メッシ、スワレスと比較すればワンランク下のレベルと言う印象が残りました。何はともあれ前半を0-2と理想的な形で終了します。 しかし後半は立ち上がりからアトレティコにボールを支配され、さらに天敵フェルナンド・トーレスが登場して、バルサはほぼ自陣に釘付け状態が続きます。アトレティコイレブンを一変させたものは何だったのか???シメオネ監督がハーフタイムのロッカールームでに選手に投げかけた言葉に興味が湧きます。スポーツ紙の記事を抜粋転載します。「君たちは良いプレーをすることも、悪いプレーをすることもできる。だが、ここには君たちのプレーを見るために5万5000人の観客が駆け付けている。彼らは君たちがアトレティコのユニフォームのために死ぬくらいの覚悟があるかどうかを見に来ているんだ」「結果のことは考えなくていい。しかし、そのユニフォームを守るためにピッチに出てくれ。君たちは5万5000人の代表者なのだから」なかなかジーンときますね。 かってクラブワールドカップの延長戦でペップ・グアルデイオラが投げかけた言葉は「動け、動け、動け」だったと言われています。   リーガエスパニヨーラ第21節 バルサVSアスレティック・クルブ 3-0 フットボールは終わってみないと分からないものです。ゲームはほぼがっぷり四つで始まり、開始わずか2分でラウール・ガルシアのシュートがポストに弾かれたり、11分には超フリーでウイリアムスにヘディングシュートを打たれたり、開始から11分間で2度も肝を冷やされました。 しかしバルサはシュート精度と効率性の良さで3点を取ります。18分ネイマールが持ち前のドリブルとスピードで縦深く切り込んで、ラインぎりぎりからマイナスパスを戻すと、これをニアに詰めたパコ・アルカセルが上手く合わせて1-0!バルサ入団発ゴールを決めます。このパスは至近距離でスピードがあったので難易度の高いシュートでした。まるでルイス・スアレスを彷彿させ、見事に代役を果たしました。40分エリア横からのフリーキックをレオ・メッシが直接ゴールへ入れ2-0。GKイライソスはメッシが直接狙ってくるとは予想していなかったようで、意表を突いたメッシに軍配が上がります。67分アレイシが勝負を決定する一発を決めてクレを喜ばせます。ラキティッチからの長いパスを受けて裏へと抜け出ようとしたアレイシですが、なんだかんだでエリア内へと入り、最後は左足シュートを右ポスト横へと沈めて3-0。昨年末には戦力外、放出と言われていた選手がこうして生き返るのもフットボールの面白です。

31/JAN/2017 067 FC Barcelona VS Real Sociedad 5-2

Copa del Rey 1/4 vuelta (国王杯 1/4 ホーム戦) FC Barcelona VS Real Sociedad 5-2 FCバルセロナがレアル・ソシエダに5-2で快勝。合計得点6-2で準決勝進出を決めました。バルサが国王杯で4強入りするのは、この11年で10回目とのことです。 前半はレアル・ソシエダのハイプレッシングを受け焦り気味にパスを出し精度を欠き、また短い距離でのパスが回せません。前半16分、ここで流れを変えるゴールを産んだのが、出戻りキラキラカンテラのデニス・スアレスくんでした。何と今回のゴールも前回とほぼ同じ距離、コース、弾道、場所に決まります。2度も同じ場所に決まるとは、右から左へのクロスシュートが得意と思われます。以前バルサに居たMF DECOを思い出します。DECOは中盤から飛び出して頻繁にゴールを決まました。DECOのゴールが勝率アップに大貢献しました。アドレ・ゴメスはプレーに迷いがあり、ボールを受けてもワンタッチで回せず2回、3回とこね回します。今後の課題はチームにもっとフィットしてゲームリズムを崩さないことです。そして独創力のあるボール回しを生み出せるか???。 63分イジャラメンディからボールを奪ったメッシが体勢を崩しながらもスアレスへのラストパスを供給すると、デフェンスの当たりを物ともせず、体重ブロックでゴール前まで持ち上げり冷静にGKルジの脇を抜く右足甲のシュートで3-1。 46分から途中出場したアレイシ・ビダルがどんどん元気になってくるのは見ていて大変うれしいものです。かっては試合に出てもキレも輝きもなく、ベンチを温めるだけ、ほぼ放出確定の選手が生まれかわりっつあります。監督が求めるアレイシ・ビダル独自のサイドバックプレー、ポジション、ボール回しを創作中にみえます。このまま順調にいけばセルヒオ・ロベルトから完全にポジシヨンを奪うかもしれません。

24/JAN/2017 No 066  リーガ・エスパニョーラ第19節

リーーガエスパニョーラ第19節 エイバル vs バルサ 0-4 おもしコメント 木曜日(19/JAN)のアノエタに続くバスク遠征、イプルアを訪れてのSDエイバル戦。この日はINUI選手がスタメン出場、INUI選手の対バルサプレーも興味を駆り立てます。序盤はエイバルが果敢にプレッシングを仕掛け、バルサはパスをつなぐことが出来ず、ブスケツが負傷交代するなど苦しい展開となります。 31分、メッシのシュートがDFに当たったこぼれ球を、デニス・スアレスが走り込んでエリア外から地を這う弾道弾をゴール左端へ一直線に蹴り込みます。これは偶然か狙ったコースなのか??デニスくんにとってバルサ初ゴール、今後の期待が高まります。この先制点が決まった後は試合を支配し、後半にクラックたちが順調に点を重ね、最終的には0-4の大勝となりました。調子はここ3試合上昇ムード、この後やってくる大詰めの2、3月までキープ出来れば素晴らしい結果が期待できますが・・・・。 この日もネイマールには何度もゴールチャンスが訪れます。しかし決めれない! シュートモウショーンが遅くコースがあまいのでキーパー読めれています。シユートまでの時間はメッシの3倍くらい掛かっています。50分のメッシのゴールはグラウンド中央でボールを受けたメッシが速攻を開始し、右のスアレスへ送り、9番が一瞬の溜めを作ってメッシがエリア内へ入るのを見計らってクロスを送り込むと、走りこんだレオが直接左足で合わせてゴールを決めます。久々に見る息の合ったプレ-。68分のスアレスゴールは、少し甘いバックパスに体重をかけて強引にボールを奪い取り、ニアサイドに蹴り込みます。奪取からのボールの運び方、シュートに至るまで、さすが移籍金130億プレヤー。 年明けの05/JAN、コパ(国王杯)1/8のアウエイ戦ではアスレティック・ビルバオに2-1で負け、08/JANリーガ第17節ではビジャレアルに辛うじて引き分けます。どちらも試合内容が悪すぎたのでルイス・エンリケ監督に対する不信感、そして新監督探しの記事をスポーツ紙がかき立て始めました。ここ4試合は復活の兆しを感じます。それにしても以前は1試合平均900回のパスをしたチームが、今は平均600回。パス/アンド/ゴールのサッカーから早いサッカー変わってきました。

01/NOV/2016 No065 リーーガエスパニョーラ第9、10節

リーーガエスパニョーラ第9節 バレンシアvsバルサ 2-3 おもしろコメント ・劇的な勝ち越し   ・ブーイングの嵐 ・バルセロナが試合終了10秒前にPKを獲得して3-2の劇的勝利を掴みました。 終了間際まで両チームとも激しい一進一退の攻防が続き、アデショオナルタイムに入るとメスタージャは異様な雰囲気に変わり、それが最高潮に達した時、メッシのスルーパスを受けたL・スアレスがペナルティエリア内で倒されてPK判定が下ると、バレンシアイレブンとファンは激怒、怒りは頂点に達します。大ブーイングの中でキッカーを務めたメッシは冷静に“最強PKストッパー”の異名を取るGKジエゴ・アウベスのゴール左下隅に決めて、3-2とバルサが勝ち越しました。 ・アルカセルとアンドレ・ゴメの移籍が原因で、試合前からバレンシアファンから集団ブーイングを浴びせかけられます。ホテルでのバスの降乗車、ピッチでもブーイングとバッグや菓子袋が投げつけられたり、また交代でベンチに下がるときのアンドレ・ゴメスには更に大きなブーイングが浴びせられました。 ・バルセロナはムニ–ルでは力量不足だという判断からバレンシアに放出し、代わりにバレンシアからアルカセルを獲得しましたが、そのアルカセルはバルセロナで未だ無得点、ところが放出したムニ–ルに後半7分鮮やかな同点弾ゴールを決められるという皮肉な展開となりました。バレンシアのチェーザレ・プランデッリ新監督は就任後の初戦を白星で飾り、対するバルセロナは前節デポルティーボを4-0と一蹴し、19日のチャンピオンズリーグ第3節でもマンチェスター・Cに4-0と大勝し、勢いをつけてバレンシア戦に臨みました。前半11分にMFイニエスタがバレンシアMFペレスのタックルを浴びて右ひざを負傷して交代。外側靭帯を痛めて全治6~8週間の離脱となりました。終了間際にメッシがPKを決めてバルサイレブンが歓喜の輪を作っ中に物が投げ込まれ、これらがFWネイマールとFWルイス・スアレスに直撃して、二人はピッチに倒れ込みました。この日2得点のメッシに対しても「イホ・デ・プータ!」、スペイン語で「売春婦の息子め!」という意味の侮辱的言葉が浴びせられ、メッシが珍しく激高する場面もありました。 ・バロンドールは2016年から再びフランス・フットボールの単独主催に戻ることになりました。これによって「世界最優秀」ではなく「欧州最優秀」選手賞に戻ります。ただこれまで同様、選手が受賞する個人賞としてはサッカー界で一番重要な賞であり続けるでしょう。最終ノミネートの3名に絞るシステムとその3名が出席する授賞式も廃止され、12月13日に受賞者がフランンス・フットボール誌で発表されることとなっています。今年もメッシかロナウドのどちらかがとる予感がします。メッシはクラブでのリーガと国王杯の2冠と自身のプレーがプラス材料で、ロナウドはチャンピオンズリーグ優勝とポルトガル代表での欧州選手権優勝がタイトルの重要度としてはメッシを上回ります。ただ、その両タイトルでの貢献度とプレー内容では評価が下回っており、その点がどちらに票が流れるか読みづらい原因となっています。もしメッシが受賞した場合には6度目の受賞となり、カンプノウ競技場の博物館のメッシスペースを広げなくてはなりません。   リーーガエスパニョーラ第10節 バルサvsグラナダ 1-0 おもしろコメント ・冴えない動き ・遅いパス ・最下位グラナダをカンプノウに迎えての一戦は、ワントップ、mf4人、5バックの高いラインでがっちり守られたアンダルシアチームの守備がなかなか攻略できません。バルサの初シュートが28分だったことからも、攻撃に手を焼いたことが分かります。と言うよりもバルサが終始ボールを圧倒的に支配しますが、プレーとパステンポが遅すぎて決定機を作れ無かったことになります。ラフィーニャの得点によって1-0の僅差の勝利。トリデンテはそれぞれゴールチャンスを手にしたものの、わずかなシュートコースのズレや運の無さでGKオチョアの好セーブによってネットを揺らすことは出来ませんでした。またグラナダは試合を通じてシュートはわずか1本だけ、テル・ステーゲンが脅かされる場面は皆無でした。